わたくし、料理をするのも食べるのも好きなのですが、いかんせん、切るという過程がどうも下手くそで苦手なのであります。
それで、先日ふらふらっと本屋をうろついていたら、
プロ仕込み包丁テクニック図解
仰々しく図鑑と名乗る包丁テクニックをプロが伝授してくれるという、私にとってはとってもありがたい本があったので購入してみました。
これはあれです。
本当にプロ仕込み!!
図鑑だけあって、すべてカラーで図解されてありめちゃくちゃ分かりやすい。
魚の三枚おろしはもちろん、鯛の姿造りのつくり方、アナゴのさばき方、はたまた伊勢海老のさばき方などなど、絶対に我が家には手に入りそうもない食材の細かいさばく手順が写真で説明してあります。
一生の内に伊勢海老をさばく瞬間が私に訪れるであろうか・・・。
そんな一抹の不安を覚えつつ、どんどんページをめくって行くと”肉”にいたっては、牛タン丸ごとさばく方法、巨大なレバーの下処理方法、丸鶏のさばき方などなど凄いことに><
料理好きの私にはたまりませんが、やっぱり思うのです。
両手で持っても余るほどのレバーが我が家のまな板に乗る瞬間が訪れるのであろうか・・・
いやいやでもこれほんとに一生ものですよ。
テーブルサービスの包丁使いや、ナイフとフォークでりんごをむく方法など(いつやるんだ?)、包丁や料理に関する豆知識が盛りたくさんで、知ってて損はない情報が満載。
もちろん、まな板の扱い方や包丁の研ぎ方までも伝授していただいております。
ま・さ・に!プロ仕込み!
全篇カラーで分かりやすいから一家に一冊あっても宜しいのではないでしょうか。
決してこの図鑑の回し者ではないけれど、これ見るだけで面白いです。
この図鑑に巡り合わなければ知り得なかった牛レバーの下処理の仕方が分かるのですから。
そして、丸ごと牛タンや丸鶏を買ってきてさばいてみたくなるのです。
機会があればぜひ一度目を通してみてもらいたい1冊であります。