[]ラブアクチュアリー
何となく、ビデオに録ったままずっと見ないでいた映画
「ラブアクチュアリー」
19人の男女がみせる様々な愛。
笑えるし、泣けるし、何かしらどこかのシーンが自分と重なって、沢山の人に共感を得られた理由も分かった。
人はどんな形であれ、人を好きになって愛して生きている。
家族だったり、仕事仲間や友人だったり、恋人だったり。
それを言葉に表しているか、そうでないかで温度差もあるかもしれないけれど、何かしら相手を思いやって支え合って人生過ごしてるのだと。
孤独とか、淋しいとか、そんな事を言ったり感じたりもするけどそれも愛情を一度でも感じているからに違いない。
孤独だって思うほど孤独じゃない気もする。
全ての人がそうじゃないとも言い切れないけれど、何かしら人はぬくもりの中で過ごしていると思う。
それに気付くか気付かないか、それぞれの想いの大きさや欲する大きさによって差が出来ているだけ。
例えば好きな人であったり、家族であったり、想いを寄せる人がいたとして、上手く表現出来る人と出来ない人では愕然の違いが出て来るわけで、もちろん前者の方が幸せであろう。
私はどちらかというと後者の方なので、口をつむって頭の中でグルグルと想いが渦巻いて、いざ口から発する言葉は逆さまだったりする。
しかし、それはそれで想う気持ちに嘘はないし、そう想えた事で幸せに思う瞬間もある。
言葉にせずとも伝わっている事もある。と、思ったりもする。
また前者であったとしても、そこから先が全てではないしそこから生まれる様々な事に翻弄されて右にも左にも転ぶ。
とかく、人を好きになる事、表現する事に臆病になっている今は前者が羨ましいが。
何にしろ、人を思いやる気持ちってのは大切。
迷ったり、立ち止まったりって事もあるでしょうが。
どんな形であっても思いやる事で世の中の争いごと含めて全てが上手く行く気がする。
なーんて。
そんな甘くはないか。
でも、この映画を見て少なくとも人を好きになる事、その気持ちを相手に伝える事で人生ちょっと楽しくなる気がしましたよ。
それがうまく出来ればねぇーーーー!
えへ。