人生を楽しめてない人は、美人であっても、ブスに見える。
今そう感じた。
電車の中で、奥様に「今日は懐かしい人に会えて…」と話し掛けたご主人が、「電車の中だから!」と、窘められた。
その御婦人は美人の筈なのに、眉が吊り上がり眉間にはシワが寄り、口はへの字口。
せっかくのキレイな顔がブサイクになっている。
ちょっとした周りの視線が妨げになり、会話が出来ないという状況は、周りの目線でみれば、なお怪しく映る事に気が付いていない。もしも、それが恥ずかしいと感じているならばそれはとても淋しい事に感じる。
私はいつもパートナーとは楽しく会話が出来る環境でいたいと思う。
その会話は、ちっとも恥ずかしい事では無い筈だから。
眉間にシワを寄せて、世間体を気にしながら俯いて生きるなら、それはつまらない人生だ。
周りの事に気を囚われすぎてばかりじゃ、生きて来た価値さえ問われている気がしてならない。
自分は何に遠慮しながら生きなければならない?と思ってしまうのは私だけだろうか?
電車の中でのご主人との会話は、恥ずかしい事ではないということを、今、目の前にいる御婦人に伝えたくウズウズと想うのでした。