何気なくWOWOWをつけたら玉木宏と宮崎あおいの「ただ、君をあいしてる」という映画をやっていたので、何となくみた。
すっきりしない。
なんだろうこのモヤモヤは。
とてもキレイな映像で出ている人もきれいで、なんか少女漫画のようなきれいな感じの展開で、宮崎あおいがかわいくて玉木宏もステキで、キュンってなったりうるってなったりするのだけど、うーーん。
観終わったあとのこの胸の底がモヤモヤしているこの心境はなんでありましょう。
悪くはないんだけど、打つものがないようなー。
私がつまんなくなったのか?
こういう絵に描いたような恋愛話にトキメキを微塵も感じないのはヤバイのか。
とても浮世離れした話な展開でリアルさに欠けたからなのか。
納得いかない部分があったのが原因なのか。
素直じゃなくなった?私。
うーーん。
”大人”になったってことなのだろうか。
それはどうだか、誠につまんない自分になってしまってはいやしないか。
で、公式サイトにアクセスしてみると「いま、会いにいきます」を書いた人の映画化だった。
あー。
で、原作者の紹介で原本の「恋愛写真 もうひとつの物語」の紹介もしてあって、本文の一部が抜粋されたあったのですが、そこで初めてグッときた。
純愛過ぎる切ないお話なのです。
なのに、なんで感情移入があんなに出来なかったんだ?
やっぱり無意識のうちに斜めに観ていたのかな。
その前にやっていた「ディア ピョンヤン」というドキュメンタリー映画の方が、近くて遠い未知なる異国がテーマになった話だったのに感情移入しまくってなんか号泣してたのに。
”恋愛”がテーマになると斜めに観るのか。
それってひねくれってやつではないか?
心のどこかで恋だの愛だのに鈍感な自分が妬んだ結果か?
モヤモヤはそのせいか??
どちらにしても、そんな自分はつまんないよなあ。
私にとっては、ある意味考えさせられる映画でした。
とても映像が美しい切ない恋の映画ですよ。
玉木宏の背中がヤバかったです。(いい意味で)
そして最近無償に行きたくてうずうずしているニューヨークのシーンも沢山あった。
このタイミングで偶然にも。
やはりこれはニューヨークに行けという啓示なのか!?
あー危ない。うっかりしそうだった。
ただ、君を愛してる ~天国の森で君を想う~