母親が入院する病院に行くたびに「草とって〜」「草とって〜」と言われ続け、虫嫌いに私でありますが余りにも切望する母の願いを叶えようぞ!っと鼻息荒く”草むしり”をすることに。
今まで見てみぬふりをしてきた雑草達は、あそこにも!ここにも!っとまるで雑草の集合団地みたくひしめき合いながら生えまくっております。
私の敵はこの雑草ではなく「虫」です。
ちょっとしばらく躊躇したあと、私はスウェットを履き、長い靴下を履き、首にはタオル、上には虫が刺してこないように100均で手に入れたサウナスーツの上だけをまとって、手には軍手、頭には帽子と完全防備!
そして、草むしりですがこれがかなりの重労働。
引っこ抜いても引っこ抜いても終わりが見えない草たち。
草の間を這い回る見たことないような小さな虫の集団。
しっぽの青いトカゲが飛び出してきたり、やもりが寝ていたり。
完全防備じゃなかったら叫んでるよ;;
しばらく頑張っていたのですが、なんだか凄い根をはっている草の大群がなかなか引っこ抜けずに悪戦苦闘するうちに腕がめちゃだるくなってきた;;
ましてや、日差しが強くてサウナスーツがじんわり暑くなり、ほんとにサウナに入ってる状態。
汗がだらだらと流れるのが分かるくらい出てきて息があがってしまった。
サウナスーツなんか着るから><
軽く脱水症状のようになって、家の中に退散。
ぜーぜーいいながら水分補給して、再び庭へ。
いやー、雑草ってほんとに凄いよ。
根の付き方が半端ない。
普通にひょいって引っこ抜けるものもありますが、ほとんどが上の部分でぷっちんと切れてしまう。
仕方ないから家庭菜園ようにあるクワを持ち出して、掘り起こしての作業に切り替え。
まるで畑を耕すかのようにクワを振り上げるわたし。
サウナスーツを着て。
軍手して。
袖口からしずくが垂れ落ちるほどの汗をかいた。
ビリーのキャンプに入隊せずにこれだけの汗をかきました。
しかし私の体力もここまで。
全ての草を抜くことはできずに断念><
ビリー隊長がいないとすぐへこたれちゃいます。(おい)
だけどもこの草むしりをお母さんひとりでやっていたのかと思うと、何だか申し訳なくも思ったよ。
でも、虫嫌い!!!(おい!)
とりあえず、ぼーぼーに生えていたときに比べると見違えた。
いつもは褒めない父親が庭を見て「すごい!!」って言ってくれたし、一番気にしていたお母さんも喜んでいた。
ちょっと疲れたけど、喜んでもらえたから疲れも吹っ飛んだ。
よかったよかった^−^