[]ほんとに私って・・・
会う人会う人に「今日はいい天気ですね」と声をかけられるほど、今日はいい天気。
そんな爽やかな秋晴れの前に、私はまたひっどいおっちょこちょいで幕を開けた1日なのでした。
それはそれは寒い早朝、スクーターを走らせ駅に到着。
ぼーっとしたまま到着した電車に乗り込み、座席に座る。
そしてポケットに入れた鍵をカバンに入れなおそうとした時、悲劇は起きた。
するーーーーっストン。
ぎゃああああああああああああ!(心の叫び)
鍵がーー!
鍵がーー!
キレイに椅子と壁の間にある隙間にストーン!!(図参照)
ウソだーー!!
ウソと言ってくれ秋晴れーーー!
そんな気持ちなんて関係ないよ現実は。
確かに隙間に鍵が落ちた・・・。
そして、この隙間はネジでしっかりと固定されていて指一本中に通らない。
あぁ・・・。
この鍵はバイクの車輪に回した鍵だから、これがないとバイク走らないよー;;
で。
早朝6時の電車の中を乗務員さんの元へダッシュ。
「す、すいません。鍵が椅子の隙間に落ちちゃって・・・」
すると、乗務員さんは
「えっ!?」
と、もちろん驚いて、工具をあっちこっち探し回ってくれている。
ごめんなさいいい(涙)
「とりあえず席でお待ちください」と言われ、私は落ち着かないまま座席に戻ると、しばらくして工具を持った乗務員さんがやってきた。
そして、座席の足元にしゃがみこんでネジを開け・・・と思ったら、
「ちょ、ちょっとすいません。すぐ戻ります」
と走り去り、アナウンス。
『次は〜○○駅〜』
戻った乗務員さんの声です(号泣)
ほんとおおにごめんなさああああいい><
そしてアナウンスを済ませてまた戻って来た乗務員さんと私は座席の下にしゃがみ込んで、中の物を探り出してみる。
すると、私同様するりと落としたであろう色んな物が出てくる出てくる!
何かテスト勉強したノートであろう切れ端やら、割り箸やら、何か観光地のパンフレットなどなど。
それでも、私の鍵は出て来ない;;
そして乗務員さんは、駅に着く前ごとにアナウンスとドア開閉にダッシュで戻る;;
ほんとにほんとにごめんなさいい!!
その間、私も手を中につっこみひっかき傷を作りながら手探りで探し続ける。
一体。
私って・・・。
もう何だか情けなくてしょぼんですよ。
そんな中、まだ沢山2人席が開いている状態なのに、しゃがみ込んで鍵を探す私の後ろにじっと立ちはだかる男性。
この座席に座ろうとしてるじゃない;;
この状況の中、私は明らかに何かを探している状態の中、そこに座ろうとするじゃあない。
何で??何でこんなに開いてる中、わざわざここに!?
ふつっと生まれる何かをぐっとこらえて、開いてる席に促して座ってもらい、怒ってもしょうがないっと、また鍵探しに没頭。
その後乗務員さんも戻ってきて、タッチ交代して(タッチはしてない)探してもらうと
「あっ!あった!」
きゃーーー!
「おお!神よ!!」
と、言ったとか言わないとか。
とにかく無事に鍵が出てきた;;
乗務員さんに体を90度に曲げてお礼を言って、出てきたゴミを回収して一件落着。
それから終点に到着して、もう一度駅員さんにお礼を言いに行きました。
こんなお礼じゃ気が済まないけれど、缶コーヒーを渡した。
いいですよっ!ってためらいながら受け取り、乗務員さん
「ほんとに見つかって良かったですね、お気をつけて行って来て下さい。」
って。
いい人だああ!
あなたがいなければわたしはー、わたしはーー(すすり泣き)
ほんと優しい方で良かった。
あの人でなかったら、「ちょっとないですねぇ」って早々に切り上げられてたかもしれない。
3駅か4駅くらいかけて見つけてくれたもん;;
そして良かった良かったって一緒になって喜んでくれて。
まだ、若い感じの方だったけど、中々言えないよ「良かったです」って。
JR西日本は、なんていい乗務員のいる鉄道会社なんでしょおお!
もう、感謝感謝でございます。
そして、私はいつまでこんなドジを繰り返しちゃうのでしょう。
ドジのもとに生まれたのかしら。
ドジ人生。
ドジを中心にくるくると回る。
ドジの中心で愛を叫ぶ。
もうこの際、ドジ田ドジ子とかに名前変えようか。
何かやだなー。
へこむわー・・・。
”ドジ撲滅キャンペーン”を実施して、少し落ち着きたい所存でございます。
助けてくれた乗務員さん本当にありがとうございました(涙)
もう、鍵は落としません><
つか、何も落としません!
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