２月３日は節分という訳で家の２階におりましたら、１階で父親が
「福はーうちー」
と低い小さな声で各所に豆をパラリと切なく巻いておりました。
鬼でもしてやればよかった。
そんな、地味な節分を迎えた我が家ですが一応右にならった形で、母親が巻き寿司を買ってきてくれていました。
恵方に向かってまるごと一本まるかぶり。
願い事を考えながら、無言で食べきるというまた地味な行事。
日本の各地で、無言で太巻きをモソモソと南南東に向かって食べる日本人。
・・・。
上から眺めたらさぞかし面白い光景だったのでしょう。
そんな事考えながら、その内の１人である私は南南東を向き、無言で太巻きをまるかじりしたのでした。
とかなんとか、無言で食べた巻き寿司のパッケージには
「幸福巻」
これまるかじりだから。
幸福まるかじりだ。
幸福でお腹いっぱい。のはず。
逆に太ってしまったかもしれない。
結構な量でした；；
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