ぬるま湯で長湯

引っ越したわ started from 2005/1/22.

[]広島の平和教育

広島県民にとって8月6日というのは特別な日。



絶対あってはならない悲劇の日。

平和記念日。



と、インプットされております。



というのも、物心付いたころから平和教育というのがありまして、夏休みですが8月5日は学校に全校生徒が集まって「平和」についての勉強というか、集いがありました。



広島県以外で生活をした事ないから、これは全国共通当たり前の行事だと思ってたら、違うのね。



県外の人にその話をすると、



「なに、それ」



って軽くあしらわれましたよ♪



毎年「8月6日の8時15分」は1分間の黙祷です。

8月6日のテレビ番組も色で言うと黒かグレーのイメージです。



夏休み帳にも、必ず「原爆」についてのコーナーがあり、子供心に

「戦争怖いようううう」って夏休み気分を一掃させられブルーになってました。



その、平和教育でも未だにトラウマっていうかやりすぎだろお!ってモヤーってなってるのがあるのですよ。

それは、



ザ・デイ・アフター



という映画?の鑑賞だった。



見た事ある人いるかなあ・・。

核戦争をリアルに描いているんです。

もう、とてもリアルに。

中間子爆弾の事もリアルに。

思い出したら鳥肌立つキノコ雲と爆風。

逃げ惑う人。

ラストの虚無感・・・。



これを、確か小学校2年生か3年生の時に講堂で見ました。

全校生徒が見ました。



いやいや、まだ10にも満たない子供に見せる内容じゃなかったなあ。

「きゃー!!」って叫んだりする子もいたし、泣いてる子もいましたし、顔を覆って上げられない子もいましたよ。

(後者は私ですが(´▽`*)アハハ)

終わった後のみんなの放心状態の顔が忘れられない。

一瞬みんな笑顔を失ってたもんなあ。



それからしばらくは、突然ムクって夜起きては両親に



「ねえ、爆弾落ちて来ないよね。」



「ねえ、戦争起きないよね。」




って確かめに行きましたもの。



アニメの「はだしのゲン」も怖いですよ。

実写の「はだしのゲン」も怖いですよ。



それを中学校上がる前に見せられてやたら怯える子に育ちました!



ありがとう!先生!!!



つか、やりすぎだよ!先生!




「戦争をしてはいけない、平和が大事」と言う事は痛いほど分かりましたが、核爆弾がリアルにある中で幼い子供には、ちとキツイ内容だったす・・・。





ふと、今年の「8月6日・8時15分」に間に合わず寝坊した私が思い出した、夏休みの出来事でありました。