広島県民にとって8月6日というのは特別な日。
絶対あってはならない悲劇の日。
平和記念日。
と、インプットされております。
というのも、物心付いたころから平和教育というのがありまして、夏休みですが8月5日は学校に全校生徒が集まって「平和」についての勉強というか、集いがありました。
広島県以外で生活をした事ないから、これは全国共通当たり前の行事だと思ってたら、違うのね。
県外の人にその話をすると、
「なに、それ」
って軽くあしらわれましたよ♪
毎年「8月6日の8時15分」は1分間の黙祷です。
8月6日のテレビ番組も色で言うと黒かグレーのイメージです。
夏休み帳にも、必ず「原爆」についてのコーナーがあり、子供心に
「戦争怖いようううう」って夏休み気分を一掃させられブルーになってました。
その、平和教育でも未だにトラウマっていうかやりすぎだろお!ってモヤーってなってるのがあるのですよ。
それは、
「ザ・デイ・アフター」
という映画?の鑑賞だった。
見た事ある人いるかなあ・・。
核戦争をリアルに描いているんです。
もう、とてもリアルに。
中間子爆弾の事もリアルに。
思い出したら鳥肌立つキノコ雲と爆風。
逃げ惑う人。
ラストの虚無感・・・。
これを、確か小学校2年生か3年生の時に講堂で見ました。
全校生徒が見ました。
いやいや、まだ10にも満たない子供に見せる内容じゃなかったなあ。
「きゃー!!」って叫んだりする子もいたし、泣いてる子もいましたし、顔を覆って上げられない子もいましたよ。
(後者は私ですが(´▽`*)アハハ)
終わった後のみんなの放心状態の顔が忘れられない。
一瞬みんな笑顔を失ってたもんなあ。
それからしばらくは、突然ムクって夜起きては両親に
「ねえ、爆弾落ちて来ないよね。」
「ねえ、戦争起きないよね。」
って確かめに行きましたもの。
アニメの「はだしのゲン」も怖いですよ。
実写の「はだしのゲン」も怖いですよ。
それを中学校上がる前に見せられてやたら怯える子に育ちました!
ありがとう!先生!!!
つか、やりすぎだよ!先生!
「戦争をしてはいけない、平和が大事」と言う事は痛いほど分かりましたが、核爆弾がリアルにある中で幼い子供には、ちとキツイ内容だったす・・・。
ふと、今年の「8月6日・8時15分」に間に合わず寝坊した私が思い出した、夏休みの出来事でありました。