※私が行ったニューヨークは2000年です。
私がニューヨークで過ごした15日間。
一番行った所といえば、本屋さんでしょう。
お世話になったのは、バーンズ&ノーブル。
トイレもあるし、座れるし。
ちょっと歩きすぎて疲れたり、トイレに行きたくなったら飛び込んでいました。
あと、STRANDBOOKという古本屋さん。
そこで見つけた「wickedJAPANESE」という日本語レクチャーブック。
どうしたら、こんな日本語を思いつくのだろう?
「これは、新しいジョークかい?」
と書いた人を疑ってしまう内容となっております。
例えばですねぇ、
気に入らない相手にナンパされた時に吐くせりふ
「Sah-SHEE-me YAH-roh!」
(さしみ野郎!)
相撲レスラーを見て一言
「NON-tay OH-keen-ah NEE-koo no KA-ta-MA-ree day-SHO!」
(なんて大きな肉の塊でしょう!)
銭湯に言って一言
「Aht-soo-ee! Yo-GAHN-mee-TAI!!」
(熱い!溶岩みたい!)
そして、SUMO-STYLE SALES TECHNIQUESというコーナーで
「SHIN-day KAI-shah toh ka-ZOKE nee oh WA-bee shee-MOSS」
(死んで会社と家族におわびします)
などなど、私にとっては魅力的な内容となっておりまして、これはお土産に最高!!とニューヨーク中の古本屋めぐりをしました。
店員は、もう絶版になっているから手に入らないかもよ。と言われましたが。
歩き回って歩き回って、全部で4冊手に入れました。
プレゼントした友達はちょっと苦笑いでしたが、これはネタになるでしょう。
しかし、表現の仕方が日本人には思いつかないもので、間違ってるけど何か許せちゃう域まで達しているのがいいでしょ。
これ持って、NYで知り合った男の子と地下鉄の中で読みながら笑っていたら、いかにも南部から来ました!っていでたちの中年夫婦が、
「私も持ってるわそれ!!」
ってgood!て親指をグイっと向けられました。
私達は、ハハハーって泣き笑いの表情で困ったのを覚えています。
「さしみ野郎!」って言われたら、この本持ってると思われて間違いないでしょう。
こうやって、異国で日本の捉え方を見てみるのも面白いなあと思ったのでした。
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