今日、保育士資格の勉強の為の講義の日でした。
今回は発達心理学。
そこで、「うーーーん」と考えさせられたのが
”マターナル・デプリベーション”
という単語です。
これは、「乳幼児期に母親と引き離される等して母性的愛情に欠けて育つ。」という事。
愛情という温かさを知らずに育つという事。
母親がいないというだけではない。
愛情が足りないという事。
今この問題が深刻になっていて、児童養護施設などの何らかの事情で親と離れて暮らしている子供より、家庭で両親がいるという状況にもかかわらず、母性的愛情に欠けた子供多いという現状である。
近年みられる子供が犯す犯罪。
小学生という幼さで殺人を犯してしまう。
何でこんな事になるのか、見てきた訳ではないから分かりませんが、
やはり、人間的な成長が未発達な状態だからではないかと今日の講義を聴いて思いました。
私は、運良く両親の愛情の元で育ちましたが、一番母親の愛情の必要な乳幼児期に母性的愛情を知らずに育つと、人間関係においても相手を思いやるという大切な心が欠けてしまうのでしょう。
自分を無償に愛してくれる人がいるという安心感。
当たり前の事だけど、それが出来ていない家庭も少なからずあるということだろう。
自分に子供が出来たら、沢山抱きしめてあげて愛情をたっぷり注いで育てようと思ったのでありました。
1秒でも2秒でも、忙しいお母さん子供を抱きしめたり撫でたりしてあげて下さいね。