どえらい雪やら雨やらな悪天候で外には絶対出るもんか!!と息巻くのは昔の私。
ちっちっち。
今年の私は悪天候だろうが外出しまっせ。
てな訳で、以前より申し込みをして楽しみにしていた尾道の雑貨屋はらいそさんで行われた”モモンガ木の実会”に参加してまいりました。
尾道で、お声がかかれば開店されるらしいレアなお店、モモンガ食堂の佐藤さんがご指導くださいました。
ちなみにモモンガ食堂はどこにあるって訳でもなく、出張料理とか屋台とか。そんな感じだそうです。
以前より”天然酵母”というものに惹かれはしていたのですが、本を読んでもなんだかイマイチつかめず、面倒なものという勝手なレッテルを貼っていたので、それを払拭して目標である丁寧な暮らしに近付く為に参加したよ。
まずは、清潔で密封できる瓶を用意して、動物性でない植物性のあれこれを用意する。
野菜だったり、果物だったり、米だったり。
リンゴの皮とかってのは知っていたけど、里芋やら梅の種やら痛んだものだってOKなんだってことを知ってびっくり。
あーまあ発酵させるんだもんね。
でもいつもなら”生ゴミ”と化してしまいそうな物を利用しちゃうんだってのに感動。
今回は、干し柿、梅の種、レーズン、リンゴの皮、里芋・ニンジンのすりおろし、玄米ごはん、傷みそう?な柚子ジュースが用意されておりました。
そして、おのおの用意してくれていた瓶に好みの”酵母の種”をチョイスして入れていく。
何だか面白くって結局少しずつ全部投入してもうた。
リンゴだけだときっとリンゴの香りがしっかりしたものになるんだろうな。
何か沢山あれやこれや入れちゃったから、きっと奥行き深い酵母になるはず!と思う。
そして浄水を注いで準備終了。
「あ、そうなんだ。」
ってくらい感動的に簡単。
そして、これから立派な酵母に育てていくのであります。
ちゃんと発酵できると、しゅわーってなるんだって。
あー楽しみ。
モモンガ佐藤さんが「時々声をかけて」と言われていたのが印象的。
元気ない時に作るパンは膨らみ具合が違うらしい。
生き物だから声をかけてって。
あの植物に声かけると元気になるという感じですよね。
でも何だかこれが成長するんだって思うと、ただ瓶に入れただけだけど愛しいから不思議。
無意識に瓶をなでているわたし。
うちの酵母超かわいいい><
親バカならぬ自家製酵母バカですか。
まだ酵母になってないけどね。
これから発酵したらそれを利用してパンを焼いたりワッフルを焼いたりして、なくなりそうになったらまた発酵する植物系の何かと水を足して繰り返すと良いそうな。
そうだったんだー。
これはモモンガ食堂の2年経過した酵母だそうです。
なんか凄いことに。
それからお楽しみのモモンガ酵母を使ってのワッフル作りをわいわいと♪
ほんとに美味しいです。
この天然酵母で作ったワッフル。
色んな風味が折り重なった、なんていうか芸術酵母ですね。
奥行き深い自然の美味しさに感動。
モモンガ佐藤さん手作りジャムでふわモチサクなワッフルを堪能しました。
いやでもほんと、捨てちゃわれる運命であるものがこんな形に変身できちゃう運命もあるんだってのに素直に驚いた。
捨てたもんじゃないね。
捨ててないか。
いや、そういう意味じゃないか。
でも確実に面倒というレッテルは外れました。
私にもできるじゃん!って気分でウキウキです。
いろいろな酵母を単独で作ってみたくなったし、何より自分で作った酵母でパンを焼いてみたい♪
帰りは寒さもふっとぶほどなるんるん気分で(本当は寒かったけど)かわいい?酵母を持って帰宅しました。
あーー楽しみぃー。
大事大事に育てよう。
長くなっちゃったね。失礼!
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