バーレスクを観た日、映画館はしごしてこの映画もみたの。
小さな村の小さなダンサー。
中国人バレエダンサーのリー・ツンシンさんの自伝を映画化したもの。
実話です。
まだ私が産まれた頃の中国の話なんだけど、今では考えられないくらい当時の中国は政府に支配されていてた様子が描かれていてちょっとびっくりした。
政府の人が適した人材を選びにやってきて、やりたいとかやりたくないとかではなく「選ばれた」理由でバレエを始めるんだよ。
そうやって人選しているから中国のスポーツ等は強いんだろうなあ。
とにかく、そうやって選ばれたリー・ツンシンさんはバレエの英才教育を受けるも、政治色強いダンスばかりを踊らされるのね。
そこにアメリカのバレエ団がやってきて彼が抜擢されて研修生としてアメリカに行く事になり、初めて”自由”に踊れる環境を得た彼は何とかアメリカに残ろうとして手をつくし、結果亡命することになるのです。
小さいころから親元を離れて過ごした彼の悲しい選択。
ほんと産まれた国によって人生って一変してしまうよね;;
ラストには号泣してしまいました。
って、あらすじは置いておいて。
大人になったリー・ツンシン役のツァオ・チーももちろん凄いんだけど、青年時代を演じたグオ・チャンウがほんとに素晴らしくってもっとみたかったー!
すごい素敵やったのあのこ!
体のラインとか伸び具合とか、ジャンプの高さとか安定感とかもう見事><
1分6秒あたりに出てくるよ。ちょっとだけ。
美しいバレエにうっとりしつつ、考えさせられる映画でした。
グオ・チャンウの踊ってるのどっかに動画ないかなあ。もっとみたいー。
あと中国人ダンサーつながりで、バレエダンサーのAlex Wongがもうほんと素敵!
今やってるアメリカンダンスアイドルのシーズンでは、マイアミのバレエカンパニーと契約しているという理由で涙の脱落をしていた彼。
次の次のアメリカンダンスアイドルには、満を持して選ばれてるみたい!
超楽しみ〜。
ほんとこのラインとか安定感とか群を抜いてるわよ。
つか、アメダン日本での放映遅れすぎ!!
FOXJAPANでも前シーズンの放送みたい。
うーん、アメリカ住もうかしらね。
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