昨日の宣言通り今日は完全に引きこもり状態。
そして借りていたデッドゾーンを1日中みまくっておりました。
そしたらすっかり中にまで入り込んでしまって、ドラマの中で竜巻が起きれば私まで体が自然とそれを避けるような動きをし、
「眼を閉じて、リラックスするのよ」
と、ドラマの中にいる人に言われれば眼を閉じて横になっていました。
またドラマの内容が内容だけに、洗濯物を取り込みに外に出ると悪い人がいないか周りを見回していたり。
・・・。
入り込みすぎ!!!
もう随分前になりますが、プライベートライアンという映画を映画館に観に行った時も、完全に中に入り込んでしまって、戦車が近付いてくるという緊迫したシーンの時、音響が5.1chだったもんで後ろから戦車の音が聞こえて、私は「来た!!!」と思って凄い形相で後ろを振り返ってしまい、後ろで観ている人と目が合ってとても気まずい思いをした事が。
そして、余計な部分にまで入り込み考え過ぎる癖。
アクション映画でいとも簡単に殴られて倒れたりする主人公以外の人が沢山いるけれど、その人の家族や生活の事に思いを馳せてしまうのです。
「あー、この人も一歩足を踏み外さなければこんな悪い人の手下にならず、今頃幸せな日々を過ごしているはずなのに。」
ってね。
そうそう!
オースティンパワーズというアメリカのコメディ映画の中で、オースティンが敵の陣地から逃げようとする時に、その敵の劇中には名前も出てこないような端役の手下を倒して行くんだけど、そのシーンの後に、その手下の友人達が彼の話題で盛り上がりバーで飲んでいるシーンに変わり、その彼の訃報が入って死を悼むシーンがあった。
それを観た時に私は「おおお!」って思ったよ。
全く話の内容に重要な役ではない”手下A”的な台詞もない存在の人にスポットライトがあたって、その背景がちらりと垣間見える。
まさにそのような事をいつも考えていた私は、それを映像化したオースティンパワーズの台本書いた人に凄く親近感が湧いたものです。
う、うん。
へぇー。
ですね。
まあでもそういう細かい意識を持つってのは、小さな発見で楽しめたりすることもあったりするのでそれはそれでいいけどね。
う、うん。
さて、サイキックでも何でもない凡人の私は明日からの現実に頭を切り替えねばなりません。
先週から何だかいろいろあるので、気を引き締めて頑張らねば。
この入り込んでしまう集中力でもってピンチをチャンスに切り替えよう。
あ、でもこの入り込んでしまう部分がずれてるから問題だ。
あ、う、うん。ね。