ちょっと元気ないままテレビ見てたら、キムタクと私の愛する松尾スズキさんがコマーシャルで共演しててちょっと元気出た。
地上波で松尾ちゃん;;
良かった良かった。
さて今日は節分です。
かといって何か特別なこともなくーなんですけど。
ジャザサイズでひと汗かいて、いつものようにおじいちゃんのお墓参りに行っておいおいとボロボロに泣いた後、昨年のお守りを神社に納めに行きました。
まだ小さかった頃は父親に連れられて賑わう夜の神社に行き、無病息災を願って行われる去年の破魔矢やお守りやしめ飾りが燃える炎にドキドキしたものです。
夜に出かけるという事だけでワクワクだったなぁ。
今でも目を閉じるとその光景が浮かぶほど。
そして今年はひとりで昼間に神社です。
今年ひとりで来る2回目の神社。
まあ、節分ということもあり屋台の準備をする人や、巫女さん達がうろうろ。
まず清め水で手を洗って参拝。
境内には山のようにまだ燃やす前の破魔矢やしめ飾りが積まれていた。
私はそこにそっと去年のお守りを納め、賽銭を。
そして、本堂に向かうと親と来ていた時には気がつかなかったけど、本堂の横にこんなものが。
「厄除け焼納斎豆」
と書いてある。
なんじゃこらと眺めていると、そばにいた係りの方が「どうぞ燃やしてください。」と話しかけてきたよ。
きっと、この豆をあの炎に向かって撒いてそれを燃やせば厄除けなんだわ。
と、私の中で勝手に解釈して噛み砕いて飲み込んで、特にその方に「なぜですか?」なんて聞かずに私は一言。
「はい。」
そして、
ぱららー。
豆を炎に向かって撒いた。
・・・うん。
厄除け終了。
余りにもあっけなく、ひとりってのもあいまって、豆を撒いたその後私はどうしたらいいのか分からずに一瞬固まった。
係りの人にも目を合わせられず、動く事もできず、ただ豆を撒いて固まった。
もう体中の細胞が
どうする!俺!
って言ってるようなどっかの金融会社のコマーシャルさながらな心境で、北斗の拳だったら「うおおおおお!」って天を見上げて勢い余ってTシャツがボロボローー!って破けて胸の七つの傷があらわになる感じで、ドラゴンボールで言うなら元気玉が出来る感じ。
モヤモヤモヤモヤ。
きっともっと深い意味があったに違いない。
特別な豆を撒く作法があったのかもしれない。
そして「うわー!マジですか!」的な昔話が聞けたに違いない。
何にも謎を解明しないままに豆を撒いた自分が情けない!!
でも、もう聞くに聞けない!!
係りの人確実に私の事を変な人的な目線でちら見しているじゃあないか!!!
この豆を前にひとしきり固まったまま葛藤を済ませると、逃げるようにこの写真を撮ってこの場を立ち去りました。
そんな厄除けなひと時だった。
結果、いい厄除けになったな。とまた自分の中で噛み砕いて飲み込んだ。
それから家に帰ると、うちの面白いお母さんがいきなり部屋に入って来て「はいこれ。んふふっ」と、ふくみ笑い付きでこれを私に渡した。
なぜ笑ったのかは敢えて聞かずに素直に受け取った。
あ、ありがとう。
ふと、裏返してみた。
この豆の重さ35g。
私、35才。
・・・。
だからどうしたな引っかかりも、豆と一緒に飲み込んだ。
そんな、節分な1日。
福よ来ーい!