私がカラオケと出会ったのは、まだ小学校に上がる前の幼い頃。
母親の故郷、九州は熊本でのお祭りで歌合戦があり、その当時流行していた
「やまもとやまぐちさんちのつとむくん」
という歌をステージにあがって歌わされた。
どういう経緯でそのステージにあがったのかさえ記憶にないが、私が歌った後にいとこのお兄ちゃんが歌い、私よりも豪華なおもちゃを貰っていて悔しい思いをした事だけしっかりと覚えている。
それから”カラオケ”というものが一般市民のレベルに下がって来るまで長い年月があり、中学生の時ついに友人宅にカラオケ機器が設置される。
その時はまだ、大きいカセット式のやつをガッチャとはめ込むのですが、演歌くらいしかなく、「津軽海峡冬景色」しか歌えない若い私たちにはそこまで馴染む事はありませんでした。
そして私とカラオケが密接な関係を結ぶのは短大に行くようになってからの事である。
サークル活動に入れ込み、飲み会がある度にカラオケに行き人前で歌う。
人前で歌う行為に照れつつも、不思議なすっきり感に虜になってしまう。
カラオケボックスの数も増え続け、その料金がどんどん破壊されていき、フリータイムという素敵な制度も導入されて、老若男女分け隔てなく楽しめる日本の文化として定着。
うれしい時、悲しい時、ストレスが溜まっている時、コミュニケーションとりたい時。
どんなシチュエーションでもカラオケは大きく腕を広げて私たちを受け止め、下手だろうがどうだろうが、ただ黙って歌わせてくれる。
小さな小部屋で歌っている時だけは主役になれる。
誰も聴いてくれてなかろうと、自己満足が私を癒してくれるのです。
あの頃の私はカラオケが生きがいだった。
時には大人数で、時には友人と2人で、時には接待で。
フリータイムを利用して4時間5時間ひたすら歌い続けるのが楽しくて仕方なかった。
これからもきっとカラオケで友人にひかれようと好きな歌を熱唱し、自己満足の頂点に達したいと思います。
要するに。
カラオケに行きたいーーー!!
まあこれから忘年会シーズンで間違いなく機会はあるだろうけどね。
こないだうっかり、独りで行く所だったよ!
あっぶねぇーー><
ひとりでカラオケ行ったら私の中ではアウトです。
もうカラオケ仲間が次々とゴールインやおめでたで私の前から姿を消し、とんと寂しい今日この頃。
「カラオケに行こう」と誘う事が何だか照れくさくて、誘おうと思ってもまるで愛の告白でもするかのごとくもじもじしてしまう。
結局何も言えずに別れたり。
「好き」って言えばいいじゃん!!のレベルと同じくらい難しい。
自分で、自分がバカじゃないかと最近本気で思います。
何か人としておかしな方向に向かっているような・・・。
さあ、わが友たちよ!
ボランティアだと思って共にカラオケに行こうじゃあないかー!
きゃー!言っちゃったー><
・・・。
どうぞかわいそうと思ってそっとしておいて下さい;;
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