強く生きる言葉
岡本太郎は「自分の中に毒を持て」を読んで以来のリスペクトな人物。
先日何気なくこの本を買ったのですが、やっぱり岡本太郎って凄いなーと思った1冊。
奥様の敏子さんが岡本太郎氏の話す一言一言をメモして残しておいた岡本太郎氏の格言。
どんなシチュエーションで出てきた言葉なのか分からないけれど、敏子さん言う通り一本筋が通っていて力強い。
全てを信じてどうこうとは思わないけれど、やっぱりグッサリとくるフレーズが沢山です。
立ち読みでもいいからザーッと読んでみると、ちょっと元気になるかな。
岡本太郎はほんとに気高く、真っ直ぐで、純粋で、かわいい人だったのだろうなぁ。
人生は積み上げるのではなく、積み減らすものだ。なんて、私利私欲の固まりの私には崖から飛び降りるくらいの勇気がいるかもしれない。
でも、言われてみれば新しいものや発想というのは、だいたい”ゼロ”のところから生まれ出てくるものだし、純粋にポリシーを貫いているものというものは何百年と過ぎようと新鮮さのようなものがある。
誰かに媚びて誰かの目を気にして、とかく世間体を気にするこの世の中では自由に生きていても、開放された本当の意味での自由ではないのかもしれない。
ありのままである事が、右に倣えの日本では異端児扱いなんだろうけどね。
人は人と違って当たり前なのにねぇ。
そんな単純明快なことすらちょっと歪んで見える世の中だからある意味面白いなあと思います。
しかし、岡本太郎はまったくもって曲がっていない。
私もこんな人間になれるだろうか。
もしこれを彼の前で言うならば、「そう言ってる時点で甘えた根性だ」と叱られそうだ。
もっと、少しずつでも、自分に素直に、感じるままに、感動しながら生きよう。
ほんと、この夫婦から教えてもらう事が多いです。
ちょっぴし過激だけどね。
でも、それに気が付いた私はラッキーっす。
背筋が伸びるし、心の眼光鋭くなります。
オススメ!
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↑これもぜひ読んで下さい。強烈にバキュン!と胸に来ます。