11月26日の出来事。
以前より誘われていた尾道でのイベントに、お財布が淋しいもんでどうしようか迷ったあげく、「楽しい事優先!」をモットーに生きてる私は行ってきました。
アニメーションスープ上映会 〜おのみち 駅よこ 大広間〜
一言で言うならば、
「楽しかった〜〜〜」
につきます。
そもそもアニメーションスープとは
自らアニメーションも制作する企画者たちが発掘してきた、 選りすぐりのクリエイターたちの作品を、開かれた表現空間で上映するのが、この「animation soup」。
従来の自主上映会という形式を脱し、間口の広いエンターテイメント興業として、様々な方々に楽しんで頂こうと考えています。切り絵や粘土細工、CG等、まるで違う表現スタイルを持つクリエイターたちが、そのアニメーションの魔術によって、みなさんをそれぞれ未知の世界へと誘います。どんな枠組みにもとらわれない、自由な感性で作られた作品たちは、とても同じ一つの表現ジャンルでは括りきれないほど多種多様です。 私達は、これが本当のクリエイション、真のオリジナリティだと考えています。(※animation soup HPより抜粋)
その通り、いろんなジャンルの作品が一度に楽しめるのです。
そして、ライブあり、日本舞踊あり、アニメーションと演奏のコラボありと盛りだくさんてんこ盛り。
会場は、尾道駅裏にある老舗旅館「松翠園」の大広間。
ちょっと用事を済ませてだったので、開始時間より遅れて到着。
さすが尾道・坂の町。
テクテク階段を登りロビーまで。
ロビーで受付を済ますと
「会場までご案内します」と案内いただきました。
さすが尾道・坂の町。
離れの大広間までテクテク石段を登ります。
改めてダイエット必須な私。
大広間入り口に到着した時は息があがってた。
一歩入るとそこには風情のある縁側があり、夜の尾道港と向島が望めるいい所だった。
会場はもう足場が無いほどに埋まっていて大盛況。
小心者の私は、しばらく縁側で外をぼんやり眺めて友人ファミリーの到着を待ち、来た所で一緒に大広間に入りました。
どーんと広い大広間にひしめき合う人々。
何と言ったらいいのか、私にはこんなに親戚はいないが、親戚が一同集まって宴会をしているような会場。
ちょっと懐かしくてくすぐったい感じが楽しい。
そしてアニメーション上映。
世間一般で言われている「アニメーション」という知識しかなかったのですが、素晴らしい作品ばかりに胸が躍りました。
後ろの方で見たのですが、思わず中腰になって身を乗り出しちゃうくらいにね。
砂を使ったアニメーションや、CGだったり、手描きだったり表現方法はさまざまなのですが、短い時間にぎゅっと詰まった濃い内容のものばかり。
どれもこれもグッと来たのですが、その中でも特にをあげるならば「鼻の日」と「達磨ちゃん」。
途中からの参加になったので前半の作品が見る事出来なかったのですが、それでも「鼻の日」は選ぶかな。
「鼻の日」は、シャーペンで描かれたアニメーションだったのですが、あ、もちろん巧く説明はできませんが、主人公が妄想と今を行ったり来たりする?お話。(で、いいのかな^-^;)
淡々と流れて行くようなリズムの中で、笑えてどこかキュンともなる和田淳さんの作品。
シュールがこたつで温まるといった感じかな。(あくまで私の感想)
私の感想が頼りないので、HPでのこの作品の紹介を抜粋すると
「ぬっくぬくの気持ちいい場所ばかり求める人は、ぬっくぬくの気持ちいい場所にずっといられるとは思っていない。
そもそもぬっくぬくだけしかない場所なんてあるはずないのだ。
それでもなお、ぬっくぬくを求めるのは、それは逃避であり、諦めであり、モヤモヤの希望である。
そしてそのモヤモヤの希望こそが、
ぬっくぬくの場所にずっといられる唯1つの手段なのかもしれない。
どうかモヤモヤがぬっくぬくでありますように。」
とありました。
まさに私の頭の中。と思ったのは私だけ?
「(鼻で)すぅーーー(口で)ぱぁ」
って息をするシーンがたまらなく好き。
最初から最後まで目が離せなくて、最後はその中にいるよな感覚を覚えたよ。
とても魅力ある作品でした。
そして、いぬんこさん作の「達磨ちゃん」
達磨ちゃんというキャラクターが、恋をして乗り越えるという1分のアニメーション。
もう、かわいくてかわいくてかわいいのです!
いじらしい達磨ちゃんにバキュン来ました。
いぬんこさんは大阪を中心に、主に挿絵やデザインなど様々な分野で活躍なさっている方です。
いや、ほんとにね。
楽しい。楽しすぎる。
脳みそが沸々と沸いて、死に掛けたシナプスが目を醒まして運動会してるような刺激的な作品ばかりでしたよ。
老いも若きも楽しめるアニメーションの奥の深さにくらくらしちゃいました。
そして、このイベントでもうひとつ楽しみにしていたのが「KEIKI」さんのライブ。
尾道を拠点に活動されているミュージシャンで「papaya green」のボーカルとピアノを担当されています。
以前訪問した、チャイサロンドラゴンで聴いて以来お気に入り。
CDなど音源がないもんで、友人に教えてもらったHPでの視聴コーナーでお世話になってます。
その歌声しか聴いた事のないKEIKIさんを、肉眼で姿・形キャッチして参りました。
もちろん生で歌声も聴けたよ。
オリジナルこそ歌わなかったものの、やっぱり痺れました。
友人が奥様とお友達という縁もあって言葉交わして「ファンです!」とか言ってミーハーにも握手してしまったり;;
「CD出たら買います!」とか高校生みたいな事言ってしまったり;;
自分が恥ずかしいっす;;
しかし声がいいんです。
すーっと浸透してくるような声がいい。
HPをリンクさせて頂ける事になったので、ぜひ入って聴いてもらいたいものです。
この日は、ほんとに凄く楽しい1日になりました。
光る才能を知る事ができてとても幸せ。
こんなイベントまたあれば、何を置いても見に行かなきゃと心に誓った。
パンとスープでもお腹いっぱい^-^
animation soup hp
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