この映画すごい良かったです。
友達と観に行ったんだけど、ハラハラ涙が止まらなかったわ。
余命いくばくかの女の子に出会った、悲しい過去から前を向けないで他人の葬式に参列するというゲームで心紛らわす青年。
そしてその青年にしか見えない友達の日本兵の幽霊。
この3人の物語なんだけど、もちろん”生と死”がテーマ。
だけど、決してお涙ちょうだいな作りではなく、どちらかというとユーモアがあって淡々と静か。
でもほんとになんて言うか、ほんとに素晴らしかった。
彼と彼女の最期を迎えるまでのやりとりが爽やかで、日本兵で登場する加瀬亮の役がすごいいいアクセントになっていて、ほんとに物語にすっと入っていけた。
そしてラストが終わって、エンドロールが流れてきたところで私の涙腺が崩壊;;
あの終わり方ほんとに今思い出しただけでもじわっと来る。
2人と幽霊、3人のそれまでのやり取りや思いがじわじわと頭の中で思い出されてきて、もうエンドロールの間ずっとおいおいハラハラ涙がこぼれてきたよ。
人が人を想うことの大切さと、どう生きるかってことの重要さが私には沁みた。
そして誰にでも訪れる死への考え方もちょっと考えさせられたよ。
加瀬亮もよかったわよ。
そして今知ったんだけど、主役のイーノック君がデニス・ホッパーの息子だったよ。
この彼すごい良かったのよね。
血筋だったのか。
とにかく、ガス・ヴァン・サント監督の中では一番好きな作品になったかもしらん。
グッド・ウィル・ハンティングもミルクも好きだけど。
にほんブログ村