もうね、あれですよもうねあーもうね今日は踏んだり蹴ったりを何回されたことか!!
踏んだり?
仕事で凡ミス。
蹴ったり?
右足かかとに激痛が走り、鍼灸院で初めてのお灸治療であまりの熱さに悶絶。
踏んだり?
買ってまだ1週間しか履いてないアルコペディコのバレエタイプに、いつのまにかビッ!って傷がついてしまっていた。
蹴ったり?
突然のプチ日帰り手術。麻酔なし。
とどめの一撃
スクーターのヘルメット収納ボックスにカバンごとインキー
踏んだり蹴ったりを繰り返されて、とどめの一発くらいました。
もーね、あれね、凹むね、とても。
どこから話そうか、どこから説明しようか。
つかね、膝つき合わせて聞いてほしいくらいよ。
泣き笑いで聞いてもらいたいんよ。
ここまでボッコボコになってしまう私ってかわいくない?
やっべ超かわいい><
何突然手術してんのウケるし;;
頭おかしくなる前に。
ひとまず仕事で凡ミスと靴の傷は置いておいて、蹴ったり?の鍼灸院は蹴ったりってほどでもないっちゃあないけど、お灸の熱さの衝撃に痙攣しそうになったし;;
まずかかとが痛いのね。
いつものあれ(足底筋膜炎)かしらと思ってたけんど、歩いても歩いても痛くってね。
今日は鍼灸院の日だったので、先生に相談したら快く治療してくれるって話になり、かかとに灸ってわけで。
先生がおかしいことになってるポイントをさぐってくれて、あとから気がついたんだけどマジックで×マークがしてあって、そこを女性の先生が直接灸ってやつをやってくれたのです。
マジで直接灸熱い!!
ルーキーズより熱い!!!
そんで、へたれの私は
「あ、あ、あああ熱いです!熱い!!熱いです!!!」
って静かな鍼灸院で一人大騒ぎ。
もちろん火傷するわけないけど、意外と「かかと」って熱さ感じまくることに関心。
つかほんま熱いしーーー!!
なんで私かかと痛くなっちゃったんだろう;;なんでこんな事になっちゃうのだろう;;って半泣きでそのままいつもの皮膚科へ。
蹴ったり?の始まりです。
なかなか縁の切れない皮膚科の先生や看護婦さんとはすっかり顔なじみになってしまって、「あら、いらっしゃい」的な出迎えはいいのか悪いのか。
そんで、また新たに皮膚の炎症を起こしてしまっていた私はおそるおそる先生に見せてみたのですが、これがいつものパターンとはならず。
「あー、こりゃ切った方が早いわね。どうする?切る?麻酔はしないけど。」
食後に「スイカ食べる?どうする?」みたいな、ふわっと軽い調子で手術のお話。
最後の一言”麻酔なし”に気絶しそうになりつつ、まるで初めて集団予防接種で先に注射を済ませた友達に「いたい?いたい?」って聞くかのように、先生に
「えええ!切る?どうしよう!ええええ!痛い?痛い?切った方がいいんですか??痛いの?どれくらい痛い!?」
って、お前がイタイわ!!!!って突っ込まれそうなほどの幼稚な質問のオンパレード。
どれくらい痛い?って、私ったら・・・。
それくらい動揺するよね、「麻酔しないわよ。」って言われたら><
そう動揺して、
「どうしよう、どうしよう、先生怖い(涙)」
って半泣きで言うと、
「怖くない怖くない。痛いだけ^−^」
って、先生。
言ってる意味がわかりませーーーーん;;
痛いのが怖いんですぅーーーー;;って半泣きで爆笑しました。
看護婦さんもえらいウケてて、なんかウケたノリで「じゃあ切る」って流れになって(どんな流れよ!)人生初のメスが私の体に><
人生初メスは麻酔なし
鍼灸院で「熱いーーー!」の直後、皮膚科で「痛いーーーーーーー!」って絶叫です。
もう、痛くてなんだか訳分かんなくなっちゃって、往年のギャグが頭の中をかけめぐるよ。
がちょーん!なんでそうなるの!冗談じゃないよ〜!どんだけ〜〜!
まあ、メスとかいってもほんのちょびっとの切開だったのですがね。
さすがに皮膚を切るって痛いね。
で、あれよ。
あの切られても切られても倒れない武士とか、あれは絶対嘘だって確信したわよ。
あんな長い刀でバッサリいかれたら気絶っつうか、ぎゃーー!とかひぃーー!とかなんかそんな言ってる暇ないくらい、「ぼっふ!」とか「ぐぅげ!!」とか聞いたことない単語を発してぶっ倒れるに違いないわ。
武士の嘘つき!!
とか、考えながら皮膚科で絶叫し、包帯ぐるぐる巻きになって(縫ったりとかもしてないから)歩くたびに痛くて、それは他人様が見たら「なんちゅう顔して歩いとんよ」って絶対心の中でツッコミ入れられてるような、センブリ茶を口に含んだままのような悲惨な顔をして、駅まで徒歩。
なんとか電車で座れるイスをみつけて、ガタンゴトンの衝撃が来るたびに切開した部分が痛いという残念な1時間をやり過ごし、やっとの思いで自分のスクーターの元に到着。
余りにもな1日に完全に脳天クラッシュしてたのでしょう。
とどめの一撃の始まりです。
スクーターの鍵を開け、ヘルメットを収納ボックスから取り出します。
そして、どうしちゃったのか鍵を引っこ抜き、ご丁寧にカバンに鍵を戻します。
収納ボックスにすっぽりカバンを詰め込んで、バタンと蓋を閉めます。
ヘルメットをかぶります。
・・・。
なんと惨めな姿だろうか。
ヘルメットかぶって鍵のついてないスクーターの前に棒立ち。
インキーだよ、おっかさん!!
バイクでインキーとか聞いたことないしありえないし。
しかも、カバン丸ごと。
♪ハァ〜〜!財布もねぇー!携帯もねぇー!カバン丸ごとバイクん中!♪
と、吉幾三の「おら東京さ行ぐだ」の替え歌が、とてもナチュラルに脳内で鳴り響きましたよ。
あの歌は神だな。
とか言ってる場合じゃなく、とりあえずヘルメットを脱いで近くのバイク屋さんを訪ねてなんとかならないか相談。
なんともならないねぇ。って返答でして;;
そして、私が♪財布もねぇー!携帯もねぇー!♪ってのを説明をすると、ご親切に電話を貸してくださいました。
ありがたいことで(号泣)
すぐさま家に電話をかけ、普段7割は家を空けている両親が奇跡的に家にいたおかげで、なんとかなりました(超号泣)
何この1日。
凄くない?
やばくない?
これは不幸なのか、はたまた愉快なのか、それはとても紙一重で判断はできないけれど、とにかくこの1日は濃過ぎです。
現実に私はこの1日を過ごしたんです。
唯一救われたのは、電車の中で傷口の痛みを和らげてくれた松尾スズキの本と、鍵が来るのを待つ間、夕立ちが降ったおかげでとても気持ちのいい夕暮れの中、雲の流れゆく様子や飛び立つ全日空の機体をぼんやり口あけて眺められたことかしら。
つか、笑うしかないよね。
ここまで来たら笑ってもらいたくなったもん。
そうね、不幸じゃないわね。
面白いじゃないの!
なかなか、針打ってお灸したあとにプチ手術して、バイクの鍵インキーしちゃう人ってどこ探したっていないでしょうよ!
どうだーー!
私の人生どうだーーー!
憧れるだろーーー!
ネタにあふれた人生!!
高らかに笑ってやるわ。
おーーーほほほほっほほほほほほ!
(最後まで読んで下さってありがとうございます。
よーしよしよし。とか、えらいねよく頑張ったね。とか、慰めのコメントを今日こそは期待しています。
だって、やっぱ凹んでるけん(泣笑))
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