みてきましたスウィーニー・トッド。
ティム・バートンも好きだしヘレナ・ボナム・カーターも好きだし、ジョニー・デップも好きだもんで期待あげあげで観に行って来ました。
いやー期待を裏切らない世界観にやられまくりましたが、何よりわたくしスプラッターがとても苦手だもので、リアルなあのシーンやこのシーンに体硬直しちゃって観終わった後はぐったりしてしまいました。
ありゃR−15じゃないってば!
R−20でもいいくらいだ。
でもほんとこの映画凄いです。
もう帰り際とか、観終わった瞬間でなく後からじわじわと切なさが込み上げてきます。
何だか帰りながら泣きそうになりましたよ。
後に引く切なさね。
とても悲し過ぎるお話です。
やっぱりティム・バートンは天才ですね。
あの映像の色の出し方や、臭いまで漂ってきそうなセットや衣装の細部までの凝り具合。
残酷で仕方ないシーンなんだけど、何故か引き付けられるあの感じは何なんでしょう。
独特のリズムっていうか何ていうか、ティム・バートンの映画にはこっちをぐいっと引っ張り込むリズムがあるように思います。テンポ?映画なんだけど映画とは何か違うジャンルのような、まあ映画ですが、普通じゃあないよね。当たり前か。
あの映像のサイズやリズムは独特。
音楽も素晴らしくてぞくぞくした。
うまく言えないけど、あのリズムに絡まってフリート街に引きずり込まれて閉じ込められた感覚。
やっぱりうまく言えてないけど、凄いよあの監督。
そして、ジョニー・デップは歌もうまい。
なんなんよー!
かっこよくて、演技もうまくて、紳士で、歌もうまいってよ。
もう、せめて足が臭いとか欠点があって欲しいくらいです。
しかしこの映画でジョニー・デップがゴールデングローブ賞のミュージカル部門で主演男優賞取ったのも大きく頷けます。
本当に迫力があり、復讐に燃えた悲しくて残酷なトッドに吸い込まれるようでした。
でもやっぱり、わたしゃ血がだめだーーー><
ぐあー、それでなくても気分が落ち気味モードだった上に、すっかり影響受けてしまって落ちまくってます。
あがれーあがれー。
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