まあ結論としては、自分次第なのですよ。
それは自分でも良く分かっている。
私の存在する環境の処々でよく容姿の事を言われるし、自分でもいろいろ言ってる。
それを、気にしてないと言えば嘘になるけど、楽しければいいやな私なので逆に場を和ませる道具にして、まあ言えば「おいしい」って思う時もあるけれど。
時々ガツーンて凹むのね。
こういう容姿だと親しみ易さ先行するのは私の長所であり、人見知りの私には時には良かったと思う事もしばしばですが、時には何を勘違いしたか、私には何言っても大丈夫だろう的テンションでコミュニケーションを取ってくるものもいる。
ある日タクシーに乗っているとその運転手さんがまさにそういう方でして、もちろん初対面の私に対し「車が左に傾くわ」とニコニコ仰られたよ。
きっと、笑わせようとして言ったに違いないけれど私はかなり傷ついた。
こういう方と争っても仕方ないけど若い私は思わずお金を投げつけて降りてしまった。
だって女の子だもん!
傷つくさ!
他にも自転車に乗れば必ず、タイヤが・・・等言われるのは日常茶飯事だもので、言われる前にダッシュだよ。
さほど知らない方に日本の国技の話題を持ちかけられ「稽古大変だね」とかね。
その場では笑ってるけど意外と笑ってなかったりしてー。
言う方は面白いけど、言われる方はさほど面白くないね。
そうやって意外と傷つき易い私は、傷つきたくないから「おいしい」と思い込んでる節もある。
「傷ついた」という気持ちを隠して耐えるのを強さだと勘違いしている節もある。
しかしだ。
傷ついてる事をもっとちゃんと言えばいいという優しい人もいるけれど、言えない状況もあったりするんだよな。
そのお陰で今うまくやっていけてるのかもと思う自分もいて、今更「傷つくからやめて」と言った所できっと目が点になるだろうし、私もオロオロするだろう。
実際そういう事を言う方々からは私に対する愛情も感じる訳で、私も心許してるから許せてる訳で。
しかしたまにさっきのタクシー運転手じゃあないが、時に勘違いされて酷い事言ってきたりする方もいたりで。
また私も変な平等意識で、この人はよくてこの人には怒るとかおかしくない?と自分の中でもやもやしちゃうから半分目をつぶってやりすごしてきたよね。
一時期「そういうのやめてよ。」と言ってた時もあったけど「またまたー」な空気で濁されたりね、変な空気が流れたりね。
でも。
今年は転機のわたくし。
「まあ、いっか」でそういう所やり過ごして来たけど、それはいやだなぁという感情を押し殺してまで流される必要はないなと考えを改めようと思ったりなんかしたり。
本当に普通のことだけど、
嫌だなあと思った事はちゃんと「嫌なんだよ」って言ってもええやん。(紳助風味)
と、そんな事を思った次第であります。
自分を変える事が出来るのは、結局「自分」なのだから。
後に、気まぐれな私の事だからまた違う事思うかもしれないけれど、今の私はそう思ったから記念に記しておこう。
あぁ。
ナイーブな35才冬の夜です。