先日、尾道にライブを見に行った次の日、友人とそのファミリーも連れ立って尾道の町を散歩。
「金魚見に行こうー♪」
と友人が言うのでついて行くと、こちらの通りに。
なーーて事ない通りです。
すると、「ここ、ここー!」って道路脇にある細い水路を指すので近寄ると・・・
何てこと!!
こんなとこにほんとに金魚が泳いでいるではないですか!?
しかも2,3匹ではなく両脇の水路に沢山!!
ちびっ子もきゃーきゃー言いながら金魚を追う。
こんな光景、津和野とか行かないと見れないと思っていたからビックリ!
ここは水尾町通りと言って、夏には「水尾町の水祭り」といってこの通りがメインでお祭りが開かれるのだそうです。
言われなきゃなんて事ない道だから気にも留めてなかったよ。
この通りにある、尾道では有名な今川玉香園茶舗のご主人がたまたま居合わせていたので詳しく聞くと、ここの水路は井戸からの水が流れていて、生活廃水が流れ出ないようになっているそうです。
だから、金魚も元気に育つ訳だ。
しかもこの金魚は、4年前位に夜店で金魚すくいをした時に持って帰った金魚だそうで、それをこの水路に放ち、「ほていあおい」を一緒に入れてそのまま何も手を入れてないようです。(この辺はあやふや・・・)
その「ほていあおい」。
私も、ちびっ子も初めてみたー!って興味津々。
すると、今川玉香園のご主人が鉄枠(っていうの?)を取って見せてくれたよ♪
←興味津々のちびっ子と友人と今川玉香園のご主人。
ほていあおいも、何もしなくてもすくすく育って増えるそうですよ。
この「ほていあおい」は中が空洞になっているから、こうして水に浮いている状態を維持できるんだそうですわ。
「ほれ」
って出してくれて見せてくれた。
下がぷくっと膨らんでてここが布袋さんのおなかみたいだから、そう名づけられたんだって。
夏には紫色の花が咲くそうですよ。
かわいいねー。
色々調べていると、繁殖力が強いからインドでは「ほていあおい」を水に入れたら?植えたら?ほていあおいだらけになるから植えた人から罰金を徴収していた事もあったらしい・・・。
恐るべし自然の力><
ちびっ子はそんなほていあおいのふくらみの中が気になったらしく、ぷすっぷすって割っておりました。
それから、その井戸水を試飲させて頂いたり、他にも変わった植物の説明してもらったり、ちょっとした社会見学。
いやあ、まだ知らない事が沢山あるなあ。
先にも言った水尾町の水祭りでは、その時代時代で流行したニュースや出来事を風刺した水が出るからくり人形を作って通りに飾られるという事で、今年はイナバウワーの人形も出たとか。
それも地元の人の手作り。
何だか心和むお祭りだなあ。
暑い日に、水の恵みを生かした涼めるお祭り。
いいじゃないっすかー!
来年は水祭りぜひ見に行ってみよう。
って、思ったらその水からくり人形が通りの民家の軒先でひっそりとこちらを見ていた。
この人形の口から水が出るって。
・・・。
来年絶対行こう><
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