ぬるま湯で長湯

引っ越したわ started from 2005/1/22.

[]保育士試験の為のメモ?

保育士試験の為のメモ



今日は、小児保健



6月に入って、これからニュースでも出てくると思う食中毒



こういうのも、保育士試験には出てくるのです。



食中毒には、色々あって



自然毒(ふぐ、毒化した貝等)



科学性物質(農薬、重金属等)



細菌性食虫毒(食品)




ってあるんですね。



主には「細菌性食中毒」で、



それが、さらに



感染型



毒素型




って分けられています。





感染型は、食品の中で増えた最近そのものが食中毒を引き起こすタイプ。



発生件数で一番多いのが



サルモネラ菌



鶏肉とか、玉子の殻などが感染源で、吐き気や、腹痛下痢、発熱があり風邪の症状と似ている。

小さい子供や、高齢者は少量でも感染する恐れがあるので注意です!

お肉類は、充分に加熱して早めに食べるのを心がければ大丈夫!



次に多いのは



カンピロバクター



最近増えてきているカンピロバクター菌。お肉類や、生水やペットが感染源。

これも、発熱、腹痛下痢、頭痛、筋肉痛が起きる。

少量でも感染して、人から人にうつるので注意が必要。

お肉はしっかり加熱!ペットの糞の取り扱いにも注意です!



んで



腸炎ビブリオ



生の魚介類が感染源で、お刺身とかに注意ですね。

夏に大量発生する。

低温で保存するか、しっかり100℃で加熱したら菌は死滅します。

まな板とか、清潔にしておかないと二次汚染ッテ事もありますから、

生ものをまな板で使用したら、しっかり洗うか除菌ですね。



そして、毎年ニュースでお目見えする



腸管出血性大腸菌O157



これは、感染型に含まれているけどベロ毒素という毒素を持っている。

特に牛肉が感染源で、腹痛下痢はもちろん、大腸から出血したり、強いけいれん、を引き起こす。

でも、熱に弱くて75度以上でしっかり加熱すると良い。(低温には強い)

また、意識障害を起こして亡くなるという事もあるので、注意ですうう!

潜伏期間が長い。





もう一つの毒素型は、食品が持っている菌が増殖して毒素を作るもので、



ぶどう球菌



手作りのおにぎりとか、サンドイッチとか、手で触れて作られる食品が感染源。

手指の傷が触れる事で毒素ができます。

傷口の消毒や、食品触れないように気をつけたらよい。

この、ブドウ球菌は細菌性食中毒の中で一番早い3〜5時間で発生しますよ。



ボツリヌス菌



缶詰とか、真空パックの食品とか酸素が含まれない食品に増殖して毒素(嫌気性)を作るそうです。

ただの加熱では死滅しないやっかいなもので、致死量が高く猛毒!

80度で30分は煮ないと死滅しません。

真空パックとか、缶詰とか、膨れ上がっているものは食べないほうがいいですよ!



あと、市販の蜂蜜の中には数十%の割合でボツリヌス菌があるという所から、乳児には、1才過ぎるまでハチミツを与えないようにというのは皆さんご存知でしたよね。



最後に



セレウス菌



作り置きした食品とか、残り物の食品、米や小麦から感染する事が多い。

嘔吐型と下痢型に別れていて、それぞれ激しく繰り返すそうです。

新鮮な食品をとるように、作ったらすぐ食べるように心がけておいた方がいいですね。





とにも、かくにも、これからの季節は、新鮮なうちに頂いて、キッチン周りと自らを清潔にして、食品の管理をしっかりして、菌が増殖しないように気をつけないといけませんね。



食中毒は、バカにできませんから!

お母さん台所近辺はしっかり守って下さい!!