先日、用があり私の母校である短大に出向いた。
二年間通った、懐かしいわが母校。
この階段をハアハアいいながらあがったなあ。
107段?108段?
数えてみたけど忘れちゃった。
そして、登りきった時の景色。
また、いろいろな事を思い出し、ジャーーーって脳ミソの血の巡りが良くなった。
この頃は、木枠の窓。昔話に出てきそうな鍵穴のドアのアパートに2万2千円で住んでました。
お風呂は、共同。
キッチンは付いているが、タイル張りでした。
うっかりお皿を落すと否応なく割れちゃいます。
木枠の窓ゆえに、すきま風がぴゅーぴゅー吹き込んで当たり前です。
しかし、楽しい1人暮らしでした。
その頃の私は結構外交的で、友達も多く、いろんな学校と交流がありそれはそれは賑やかに暮らしておりました。
我が家にも、木枠の窓からひょいって入ってくる方もいらしたり、ノックもせずに上がりこんでいらっしゃる方もいたのですね。
ある日、私はバイトを終えて疲れ果てて家路に着きました。
で、パジャマに着替えようとズボンを脱いだ所で脱力してしまい、いわゆる上半身は服を着て、下半身はパンツのまま寝てしまったのです。
そこに、いつものようにドカドカと他校の先輩が「おーい!」って
入ってくるではないですか!!!
時は既に遅し。
1Kです。
すぐに脱力した私の部屋に到着です。
パンツ。
見られちゃった。
その方残念な事に男性で、とりあえず「ぎゃーーー!」って叫んでみたものの。
その方は、一瞬固まった後「あははははは!!!」っと、高笑いで帰って行かれました。
さらに脱力して、若さゆえに引きこもりそうになりましたが、そこは”私”です。
その方が尾ひれを付けて広める前に、私自らネタにしてあらゆる場所で公表しまして大怪我にはなりませんでした。(ある意味傷口を広げただけなのかも)
まあ、そんなこんな私がいて、今の私もいる訳でして、何ともほろ苦い思い出です。
あの時、高笑いで速攻帰って行ったあの先輩は、一体何しに来たのか未だに不明です。